足元を見る・・・

毎朝、電車に乗ると大体乗る場所を決めて乗っていると思いますが、私もその一人。
通勤電車の中でいつも気になっていることがというか、気になる人が何人かいるんです。別に好きな人とかかっこいい人とかって訳じゃないんですけどね。何が気になるかというと、

「靴」

何です。
私は、靴が大好きで2日として同じ靴を履くのが嫌いで、大体、毎日とっかえひっかえをして靴を履いています。それは、なぜか？というと毎日同じ靴を履いていると靴がかわいそうになってくるからです。靴って、毎日過酷な仕事をしてくれているのに、365日毎日その重労働させられているとくたびれるのも早いと思うし、型が崩れてくるのが早い！！

靴は、消耗品だと言って履きつぶしている人もいると思います。確かにリペアをしてもらうのも限度があるので、消耗品かもしれません。営業マンは、靴を必要経費として確定申告したいくらいだと思います。
その営業マン、特に男性の友達によくいいのが、靴だけは良いのを履くべきだ！！と常々言い続けています。そして、靴は自分で毎日磨いてあげてほしいとも言っています。
それでも磨かない友達には、「ヨーロッパでどうしてカフェ文化が育ったと思う？それも寒いときでも外でお茶をする。それはね、ヨーロッパは靴を大事にしてきた文化で特に男性は、足を組んで、ほら、見て！靴がおしゃれだろう！きれいだろう！ここまできれいに磨いているのは俺なんだ！」といわんばかりに自慢気に足を組んでいる。それまたかっこいいではないですか?様にもなっているし。

同じことが言えるのが、日本の民族衣装と言われる着物
私も着物が大好きで先生の免許まで取ってしまった口です。そして、男性が着物を着ていると「ぽーっと」して見てしまうほど、大好きなんです。粋というか、男性の色気が出るというか。
その昔、着物には誂えた足袋と草履を履いていたそうで、大体、知人に会うと「こんにちは」と顔を見た後、自然に足元に目線が行って、「いい草履を履いてらっしゃる」だなんて会話が始まっていったと聞いたことがあります。
そこから「足元を見られる」という言葉ができたそうで、私もすぐに足元を特に靴を見てしまう人なんです。

安くてもきちんと磨いている靴だったり、高級そうだけど汚れて高級に見えない、さまざまで、靴以外はばっちりブランドで決まっているのに靴が・・・って人、意外に多い。
しかも、日本人の男性は大体奥様に磨いてもらっているのでしょうが、自分で磨くと靴を大事にしようと思うようになるので、足元を見られても大丈夫のような靴になってくると思うんですよ。

足元みられて、仕事を逃してしまうよりは、仕事から帰宅したら、さっと布で拭いて汚れだけでも落としてあげてほしいですね。
磨くのは休みの日で十分です。そうすると多少の雨でも中までしみない、靴に変身してくれるので。

多分、私以外の女性も足元はさりげなくチェックしていると思いますよ。

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