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いまどきのクリスマス [クリスマス]

クリスマスが近づくとお決まりのクリスマスソングが街のあちこちから流れてきます。

♪雨は夜更けすぎに雪へと変わるだろう・・・♪

山下達郎のクリスマス・イブを聞くとJR東海の『シンデレラ・エクスプレス』を思い出します。
遠距離恋愛の恋人同士がクリスマスに再開を果たすというストーリーとして、こんな夜(クリスマス)は、一番大切な人のそばにいて安心したいというメッセージをもったCMを1988年(昭和63年)に制作されました。

このCMが放映されると、「恋人同士でクリスマスを過ごす」という新たな文化が日本に生まれ、1989年(平成元年)から1992年(平成4年)まで『クリスマス・エクスプレス』としてCM作りつづけれました。

ヒロインには、若手女優が起用され、深津絵里・牧瀬里穂・高橋リナや吉本多香美などたくさん出演されていますが、私が一番好きだったのは、牧瀬里穂が出演したCMでした。

1989年に「クリスマス・エクスプレス」として制作された第1作のCMだったと思います。
彼女がクリスマスイブに故郷に帰ってくる彼の到着時間に遅れまいと、駅の改札口まで走り、改札口の彼を見つけると柱の陰で待ち伏せるというストーリーでした。

本当にかわいらしくて、ドキドキしたものです。
いまどきの人は、遠距離恋愛で会いたくても会えない、声が聞きたい、顔がみたいって募る思いって感覚が私たちよりは薄いのかなって思ったりします。
だって、スマホが一人に一台、いまどきの当たり前で、声が聞きたければすぐに声が聞ける、顔が見たければビデオ電話やスカイプなどで顔を見ながら話が出来る時代ですもの、この「クリスマス・エクスプレス」の切ない思いを感じることはないのかな・・・

告白するのも別れを告げるのもLINE
何だか、いまどきの若者の考えが理解できないです。
って、こんなことを言っているから、おばちゃん化したなとつくづく思うものです。

さて、昨日はクリスマスイヴでした。
いまどきのクリスマスは、皆みなさん、どう過ごしているのでしょうか?

私の年代は、家族と過ごして子供のためのクリスマスを過ごす人が多いと思います。

若い人たちはどうなのでしょうか?
同僚は、家族で友達の家族の家へ行ってクリスマスディナーをした後、スーパー銭湯へ行ったとか。
スーパー銭湯って・・・
単身赴任をしている同僚は、家でご飯作って食べるよ。とにかく、こういうイベントの時は、疑われないように大人しくしてるのが一番だと言ってました(笑)

また、クリスマス・エクスプレスのCMが流れていた頃とは違い、自宅でクリスマスを過ごす人が増えて来ています。
また、「クリぼっち(クリスマス一人ぼっちの略)」という言葉が表すように一人でクリスマスを過ごす人が増えてきているようです。

今年は週の真ん中なので、友達とパーティーをするとか飲みに出かけるとか、そんなにしている余裕もないまま、翌日は仕事なので、自宅で大人しくしている人が多かったのではないでしょうか。

が、やはり大学生など既に冬休みに入っていて、私が仕事から帰宅するときにややビックリした風景を目にしました。
改札口を出た場所に恋人を待つ人が全部柱の前にスマホ片手に立っていました。
いまどき、クリスマス・エクスプレスのCMのような風景を見るとは思いませんでした。

そんないまどきの子たちのクリスマスを横目にさっさと改札を抜けて、クリスマスケーキの箱にぶつからないように帰宅の途につきました。


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